北朝鮮の労働新聞は25日、韓国がハワイで行われた「リムパック」合同軍事演習に参加したことに対して「米・日の両上司と共に共和国を封鎖し、海上から打撃するための訓練に狂奔した」と非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

リムパック(環太平洋合同軍事訓練:RIMPAC)は、米海軍が2年ごとに主催する世界最大規模の多国籍軍海軍合同演習だ。日本の海上自衛隊や韓国海軍をはじめとする27カ国が参加。2014年に初参加した中国は、今年も招待されている。

論評は、「各種の戦争演習を絶え間なく行ってわれわれに軍事的圧力を加え、核先制攻撃の準備を進めてなんとしても北侵の導火線に火をつけようとするのは米国とかいらい一味の変わらぬ腹黒い下心である」と非難した。

また、「米国とその追随勢力が毎年強行している『リムパック』合同軍事演習の主たる目標は、わが共和国である」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」共和国を武力で圧殺しようとする米国と南朝鮮のかいらいの好戦的狂気を糾弾

【平壌7月25日発朝鮮中央通信】先日、ハワイ周辺で米国主導の下に行われた「リムパック」合同軍事演習に参加した南朝鮮のかいらい好戦狂らは「北の潜水艦弾道ミサイル脅威への備え」をうんぬんして米・日の両上司と共に共和国を封鎖し、海上から打撃するための訓練に狂奔した。

かいらいは、米帝侵略軍空軍武力と共に今月11日から15日まで遭難操縦士救出訓練も行った。

一方、米海軍の超大型原子力潜水艦「オハイオ」号を釜山港に入港させる挑発的妄動も振るった。

25日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これは、緊張緩和と平和にあくまで反対し、共和国を武力でもって圧殺しようとする危険極まりない戦争挑発企図の発露であると糾弾した。

論評は、誰それの「挑発」と「脅威」についてけん伝し、各種の戦争演習を絶え間なく行ってわれわれに軍事的圧力を加え、核先制攻撃の準備を進めてなんとしても北侵の導火線に火をつけようとするのは米国とかいらい一味の変わらぬ腹黒い下心であると暴露した。

また、今回、南朝鮮のかいらいが外部勢力と共謀、結託して行った「リムパック」合同軍事演習と遭難操縦士救出訓練もまさにそれによるものであるとし、次のように指摘した。

米国とその追随勢力が毎年強行している「リムパック」合同軍事演習の主たる目標は、わが共和国である。

かいらいがいわゆる「北の潜水艦弾道ミサイル脅威」についてけん伝したが、わが共和国に対する海上封鎖と先制攻撃を狙った「リムパック」合同軍事演習の侵略的性格を覆い隠すことはできない。

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