韓国銀行は22日、北朝鮮の2015年の国内総生産(実質GDP)が前年比1.1%減少し、2011年末に金正恩体制が発足して以来、初めてマイナス成長を記録したとの分析を明らかにした。

韓銀によると、北朝鮮は11年から14年にかけて0%台後半から1%台前半のプラス成長を記録していた。

しかし昨年は、電気・ガス・水道業(マイナス12.7%)、製造業(マイナス3.4%)、鉱業(マイナス2.6%)、農林漁業(マイナス0.8%)が振るわず、建設業(プラス4.8%)などの成長の足を引っ張る形となった。

一方、聯合ニュースによれば、韓国国内にはこうした分析に疑問を投げかける向きもある。

昨年の北朝鮮経済がマイナス成長だったとは考えにくいと指摘する専門家も少なくないようで、慶南大極東問題研究所の林乙出(イム・ウルチュル)教授は「北朝鮮における市場などを通じたサービス産業の成長や建設業の高い付加価値などを考えると、経済は成長したとみなせる」とのコメントを寄せている。

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