北朝鮮の金正恩党委員長は、今年5月、36年ぶりに行われた朝鮮労働党第7回大会で、参加者全員に45インチの液晶テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品、衣類、化粧品などの様々なプレゼントを贈るという大盤振る舞いをした。
若き指導者、金正恩氏への忠誠心を育むための人心掌握の一種だが、この「金正恩ブランド」の評判が芳しくないという。
ZARAや整形に「覚せい剤ダイエット」まで
まず、北朝鮮の特権階層である幹部、トンジュ(金主)と呼ばれる新興富裕層が欲しがるのは、「メイド・イン・ジャパン」の液晶テレビ。