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この映画を見た人々の反応は当然のように「押し寄せる大軍をたった4門の砲で守ったというのは不自然だ」「3日ものんびりしていたわけがない」「仁川で死んだはずの中隊長の墓が(平壌郊外の)南浦にあるのはなぜだ」「実際は生き残ったのではないか」などといったものだった。

実際のところ、9月15日午前6時30分に上陸が始まり、北朝鮮軍400人が反撃したが、島はわずか45分で陥落した。その後、午後5時30分に本土への上陸が始まった。慶尚道での戦闘で兵力を割かれていた北朝鮮軍の抵抗はほとんどなく、翌朝までに仁川市内を完全に制圧した。

北朝鮮軍が本格的な反攻を始めたのは、20日の永登浦(ソウルを流れる漢江の南側)の市街戦からで、空爆を伴う大々的なものだったという。