それによると、正恩氏は2013年9月29日の早朝に前触れもなく現場を訪れ、仰天する担当者たちとともに、現場の細部まで見て回った。さらに翌月某日の深夜にも、同様に現場を訪ねて視察を行ったという。
この記事の目的は、核実験に対する国際社会の制裁により北朝鮮経済の苦境が深まる中、正恩氏の「人民愛」を強調し、国民の不満を少しでも和らげることにあるのだろう。
しかし、筆者はこれを読み、まったく違うことが気になった。
ストレスで激太り
もしかしたら正恩氏は深夜に眠れず、自ら愛車をドライブし、工事現場に向かったのではないだろうか。