北朝鮮の朝鮮人民軍(北朝鮮軍)板門店代表部のスポークスマンは14日、国連軍が、南北軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)に重火器を搬入したとして、「同地域の情勢を衝突と戦争の局面へと追い込んでいる」と、非難した。
スポークスマンは朝鮮中央通信社のインタビューを通じて「軍事境界線の非武装地帯には公開されたものだけでも12.7ミリ大口径機関銃、40ミリ流弾機関砲、57ミリ無反動砲、81ミリ迫撃砲などを含む各種の重火器が大々的に搬入された」と指摘。
そのうえで、「『国連軍』司令部の帽子をかぶっている南朝鮮占領米帝侵略軍は、自分らの破廉恥な行為がまるでわれわれの『武力増強』に対する『対応措置』であるかのように途方もない詭(き)弁で世論を汚している」と非難した。
そのうえで、「米国のこのような悪巧みの実現に積極的に参加して同族対決に血眼になって狂奔するのがまさに、朴槿恵逆賊一味であるのだ」と、米韓を非難した。