4月に発生した北朝鮮レストラン従業員らの集団脱北のような出来事が繰り返されるのを警戒し、海外に派遣した労働者の監視も厳しい。中国に300人もの保衛部員を急派したとされているほか、ロシアでは、逃亡を試みた派遣労働者に保衛部員が凄惨なリンチを加えている。
(参考記事:金正恩氏に「指名手配」された脱北美女たちの運命)(参考記事:アキレス腱切断、掘削機で足を潰す…北朝鮮労働者に加えられる残虐行為)
一方、米国政府が金正恩氏を「人権犯罪者」として名指しして制裁指定するなど、脱北者を含む北朝鮮国民への人権侵害は国際的関心を集めている。