命をかけて肖像画を守ったエピソードは、国営メディアで大々的に報道されるが、北朝鮮の人々もバカバカしいと思っているようだ。
その一方で、たとえ生き残ったとしても、肖像画の破損がバレたらひどい目に遭わされるかもしれないとの恐怖心から、肖像画を守るために命を落とす事例も多く報告されている。
北朝鮮では、悪天候をおして出港したり、設備が整っていない船で漁に出て事故に遭う漁師が後を絶たない。本当に大切にされるべきはどちらなのか、言うまでもない。
(参考記事:北朝鮮、被災地で「将軍様の肖像画」を守り死亡者続出…住民は複雑な反応)