韓国統一省の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は4日の定例記者会見で、北朝鮮が人民武力部の名称を「人民武力省」に変更し、国務委員会(旧国防委員会)傘下から内閣に移ったとする観測について、「さらに確認が必要だ」との立場を示した。

北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、金正恩党委員長が国務委員長に推戴されたことを祝う大会の報道記事で、朴永植(パク・ヨンシク)人民武力部長を「人民武力相」と記述している。

朝鮮中央通信の記事全文は次のとおり。

【平壌7月2日発朝鮮中央通信】金正恩元帥の共和国国務委員会委員長推戴を祝う平壌市軍民慶祝大会が2日、金日成広場で行われた。

大会には、金永南、黄炳瑞、崔龍海の各氏をはじめとする党・国家・軍隊の責任幹部と友党委員長、党・武力・政権機関、社会団体、省・中央機関の幹部、朝鮮人民軍、朝鮮人民内務軍の将兵、市内の機関、工場・企業所、大学の幹部、市民、青年学生と海外同胞、反帝民族民主戦線(反帝民戦)平壌支部の代表が参加した。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である共和国最高人民会議常任委員会の金永南委員長が、慶祝の報告を行った。

報告者は、金正恩元帥が最高人民会議第13期第4回会議で共和国の最高の首位に推戴されたことは偉大な金日成民族、金正日朝鮮の尊厳と国力を世界にとどろかし、白頭山で切り開かれたチュチェの革命偉業を最後まで成し遂げるうえで歴史的意義を持つ革命的大慶事であると強調した。

また、金正恩元帥を高くいただいて百戦百勝の朝鮮労働党の指導に従って進むわが軍隊と人民の前途にはいつも勝利と栄光だけが輝くであろうと述べた。

そして、元帥の周りにいっそう固く団結して共和国の限りない繁栄と社会主義強国建設の勝利のために、祖国の統一とチュチェの革命偉業の最終的達成のために総突撃、邁(まい)進することを強調した。

朝鮮労働党中央委員会政治局委員である党中央委員会の金己男副委員長、党中央委員会政治局委員である朴永植・人民武力相(陸軍大将)、青年同盟中央委員会の全勇男第1書記が祝賀の演説を行った。

各演説者は、金正恩元帥を党と国家の陣頭に高くいただいた大いなる誇りと自負を抱いて元帥の指導に衷情を尽くして従っていく決意を表明した。―――

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