北朝鮮の祖国統一研究院は1日、「朴槿恵一味の醜悪な正体を暴く人権蹂躙(じゅうりん)犯罪録を発表した」としながら、韓国の朴槿恵大統領を非難した。朝鮮中央通信が同日、配信した。
祖国統一研究院が発表したという「人権蹂躙犯罪録」は、「(韓国では)野蛮な暴圧統治によって、言論および表現の自由が無残に蹂躙、抹殺されている」としながら「朴槿恵一味は南朝鮮を人間の生き地獄、阿鼻叫喚の大修羅場につくった」と強調。
従軍慰安婦問題については、「『維新』独裁者の親日売国行為をうやむやにするために、日本軍性奴隷犯罪を白紙に戻してやることもためらわなかった」と日韓を非難した。
さらに、北朝鮮レストラン集団脱北事件について「極悪非道な人権蹂躙(じゅうりん)悪魔としての朴槿恵一味の正体は、今年4月、海外で勤めていたわが女性従業員10余人を集団的に誘引、拉致し、『自由意思』という不当な口実を設けて強制抑留していることから赤裸々にさらけ出された」と主張した。