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特に、南朝鮮のかいらいは停戦協定締結の当事者でもないので、いわゆる停戦協定について口に乗せること自体が恥ずかしいことである。

それはそうだとして、偽りと偽善のベテランも詭(き)弁を並べ立てる時は初歩的な事実について知らなければならない。

停戦協定「漢江河口での民用船舶航行に対する規則および関係事項」7項には、「特定の許可がなくてはすべての軍用艦船と軍事人員および武器、弾薬を積んだ民用船舶と中立国の船舶はすべて漢江河口に入ってはいけない」と明記されている。

軍事停戦委員会が歴史の裏道に凋落して久しいということはさておいて、「許可」の意味を正しくかみしめるべきである。

米国上司がかいらいを軍事的挑発へあおり立てるために、いわゆる「退去」作戦というものをわが方に一方的に通報しても、わが軍隊の公式的な承認がある前には軍艦一隻、軍事人員一人でも漢江河口に入ってはいけなくなっている。 挑発と対決に狂い、無知と蒙昧(もうまい)で固くなった余り、無鉄砲に片意地を張ってもこのような事実だけは知っていなければならない。