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北朝鮮が60年代から、金日成の教示に従って化学兵器を開発してきており、現在最大5000t以上の化学兵器を保有していると推定された。

国防部が5日に国会国防委のキム・オギ(ハンナラ党)議員に提出した資料によると、北朝鮮は1960年から金日成の教示によって生化学兵器を持続的に開発してきており、現在神経や水泡、血液、窒息、催涙及び嘔吐作用などがある化学作用体を約2,500~5,000トン、複数の施設に分けて保存しているという。

北朝鮮にはまた、生物兵器として13種類以上(たんそ菌や膓チフス、赤痢、コレラ、ペスト、ブルセラ、野兎菌、発疹チフス、天然痘、流行性出血熱、黄熱病、ボトリニューム毒素、ファンウ毒素)の生物作用の菌体を保有し、有事には生物作用体を自主的に培養し生産することができる能力があると推定されている。

これについてキム議員は、「北朝鮮の化学兵器攻撃に備えるために、戦時生化学治療薬品の保有に支障が出てはならない」と述べ、「2009年9月現在、軍の生化学治療薬品の保有量を詳しく見ると、平時の保有量には問題がないが戦時の調逹には注意を傾ける必要がある」と指摘した。

これは、国防部は戦時に国内の製薬業社4社(ハンャ巨サ薬、国際薬品、ヨンジン薬品、太平洋製薬)から動員物量の提供を受けられるように業社と契約しているが、契約金が支払われた状態ではないため、毎年具体的な点検が必要ということを意味している。

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国内の製薬業社の動員物量に問題が生じた場合、米軍から義務補給協助を通じて支援を受けることができるシステムはあるが、現在の協助関係は非常に緩いというのがキム議員の評価である。

現在、韓米両国は韓米義務協助団を構成して運営しているが、戦時にどのように具体的な協助をするのかということに対する協約は締結されていないと把握されている。

キム議員はまた、現在軍では化学兵器の攻撃に備えて防毒マスクと一緒に補給している「化学兵器保護衣」を改善する必要があると指摘した。

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現在の「化学兵器保護衣」は非常に重いため、将兵たちが迅速に移動したり戦闘するのが困難であるだけでなく、去年の国政監査の時に1982年に補給されたが一度も改良しないまま使用している危害性(6価クロム)を指摘された「k1 防毒マスク」と同様、「化学兵器保護衣」にも「6価クロム物質」が入っていることが分かったため、危害性の検査などが必要だという。