北朝鮮外務省米国局副局長のチェ・ソンヒ氏が20日、北京で開かれる「北東アジア協力対話(NEACD)」に参加するため訪中した。複数の日韓メディアが報じた。
米国カリフォルニア大学サンディエゴ校世界紛争・協力センター(IGCC:the Institute on Global Conflict and Cooperation)が主催するNEACDは、21日から3日間、北京で開催される。
国際社会が、北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり制裁を強化している中、6カ国協議の当事国が、久しぶりに集まることから注目されている。
NEACDは、6カ国協議に参加する日韓中などの首席代表や当局者、民間の研究者が参加し、北東アジアの安全保障について意見を交換することから「ミニ6カ国協議」とも呼ばれている。
北朝鮮のチェ・ソンヒ氏は、年齢50歳ぐらいと推定されている。平壌外国語学院卒業後、北京外国語大学、マルタに留学した経歴を持ち、英語力が堪能と見られている。