北朝鮮の住民11人が1日午後6時30分頃、東海(日本海)を渡って韓国に来たと政府消息筋が明らかにした。
この消息筋は「大人9人、子供2人の北朝鮮の住民11人が、東海を渡って来て帰順の意思を明らかにした」と述べ、「この人たちは韓国の港に到着して、帰順のための手続きをしている」と伝えた。
亡命した人たちは男性5人と女性6人で、「チョンマ船(小型の漁船)」に乗って東海を渡り、午後6時30分頃に韓国に到着したという。
陸軍の海岸警戒所がレーダーで接近の事実を捉えて海警に伝え、海警は直ちに北朝鮮船舶に接近して亡命の意思を確認して、江原道のチュムンジン港付近に安全に誘導したと伝わった。
現在、国情院や国防省、海警などが合同でこの人たちが亡命した経緯などを検証している。調査が終わり次第、関係機関が合同で結果を発表する予定という。