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北朝鮮民主化委員会の黄長ヨプ(ヨプは火へんに華)委員長が、北朝鮮の民主化のためには「金正日独裁を除去して、北朝鮮の住民が金正日独裁思想の実体を知ることができるように助けなければならない」と指摘した。

黄氏は29日に、「北朝鮮民主化委員会」の事務所の開所式に参加して、「金正日は非人間的な独裁で人民を暴力的に弾圧して、彼らの精神を麻痺させる政策をとっている」と述べ、このように話した。

さらに、「人間の生命を代表するものは精神であるため、精神が抹殺された肉体は死んだ体と違わない」と述べ、「そのため、これまで10年間、一番困難だった時期にも思想陣地を構築することを1次的な目標として掲げて、民主主義的な政治哲学事業を始めた」と説明した。

さらに、脱北者団体の代浮笆k朝鮮人権NGOの代表について言及し、「今日のような日を迎えるために、10年以上にわたり甘苦を共にした同志の努力は何にも例え難い」と述べ、「(この方たちは)私たちの思想陣地(北朝鮮民主化運動)を立てるための1つの礎石になった」と話した。

特に、「(この場は)苦痛の中でも一つの希望の光を求めている2300万の北朝鮮の同胞の期待の中で開かれている」と言い、「金正日独裁体制打倒の作戦基地と見なされている」と伝えた。

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黄氏はまた、「この10年間、北朝鮮の住民を苦難の道から逃れさせるための(北朝鮮の民主化に対する)希望について語った愛国的政治家の役割もあった」と述べ、「(今後もこうした方たちを中心に)政治発展の大きな祈りを発願し、今後韓国と北朝鮮の民主主義の業績が蓄積されることを祈る」と話した。

イ・フェチャン自由先進党総裁は祝辞で、「黄長ヨプ先生は悲惨な北朝鮮と真の朝鮮半島の未来のために、家族が虐殺されるという困難を乗り越えていらっしゃった」と述べ、「これは本当に意味があることで、模範するに値する死生観」と語った。

さらに、「脱北者は未来の朝鮮半島のために北朝鮮を脱出して、現在生活してこられた北朝鮮体制の犠牲者」と言い、「私たちにとって重要なことは、(脱北者のことをよく理解して)この国の未来のために生きる目標を設定して、そのためにあらゆる努力をすること」と伝えた。

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また、「対北関係で重要なことは、(グランドバーゲンのような)斬新な案を北朝鮮に提示することよりは、『あめと鞭』で北朝鮮を粘り強く追い詰めること」と話し、「自由民主主義の価値観に基づいて、北朝鮮の自由と改革開放を促すことが、対北政策の始まりであると同時に終わりである」と強調した。