北朝鮮の金正恩党委員長が国防総合大学を現地指導した。現地指導の日時は不明。朝鮮中央通信が13日、配信した。
同通信によると、金正恩氏は「国防総合大学は自身が一番愛着を覚えて重視する大学の中の一つである」としながら「大学の教授における問題は随時報告を受けて直接解決してやる、国防総合大学をわが国で最も実力ある大学、国防科学を担っていく中核根幹、人材を育成する大学の上の大学、世界一流の大学につくる」と述べた。
また、朝鮮中央通信の日本語版には割愛されているが、金正恩氏は「国防総合大学の基本任務は東方の核大国、軍事超大国である先軍朝鮮の地位を強固なものとして輝かせていく人材、主体が徹底的に打ち立てられた学術型人材、実践型人材をより多く、もっと立派に育てること」だと述べた。
現地指導のあと、金正恩氏は、国防総合大学の幹部や教師と共に記念写真を撮った。
現地指導には、朝鮮労働党中央委員会の李萬建(リ・マンゴン)副委員長、党中央委員会のユ・ジン、趙甬元(チョ・ヨンウォン)の両副部長が同行した。