北朝鮮の金正恩党委員長が国防総合大学を現地指導した。現地指導の日時は不明。朝鮮中央通信が13日、配信した。

国防総合大学を現地指導した金正恩氏(2016年6月13日付労働新聞より)
国防総合大学を現地指導した金正恩氏(2016年6月13日付労働新聞より)

同通信によると、金正恩氏は「国防総合大学は自身が一番愛着を覚えて重視する大学の中の一つである」としながら「大学の教授における問題は随時報告を受けて直接解決してやる、国防総合大学をわが国で最も実力ある大学、国防科学を担っていく中核根幹、人材を育成する大学の上の大学、世界一流の大学につくる」と述べた。

また、朝鮮中央通信の日本語版には割愛されているが、金正恩氏は「国防総合大学の基本任務は東方の核大国、軍事超大国である先軍朝鮮の地位を強固なものとして輝かせていく人材、主体が徹底的に打ち立てられた学術型人材、実践型人材をより多く、もっと立派に育てること」だと述べた。
国防総合大学の関係者と記念写真を撮影した金正恩氏(2016年6月13日付労働新聞より)
国防総合大学の関係者と記念写真を撮影した金正恩氏(2016年6月13日付労働新聞より)

現地指導のあと、金正恩氏は、国防総合大学の幹部や教師と共に記念写真を撮った。

現地指導には、朝鮮労働党中央委員会の李萬建(リ・マンゴン)副委員長、党中央委員会のユ・ジン、趙甬元(チョ・ヨンウォン)の両副部長が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩元帥が国防総合大学を現地指導

【平壌6月13日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官である金正恩元帥が、国防総合大学を現地で指導した。

金正恩元帥は、同大学に建てた金日成主席と金正日総書記の銅像にあいさつした。

元帥は、主席と総書記の太陽のような姿を形象化した銅像を眺めながら、革命的生涯の全期間にチュチェの国防工業の強化発展に絶え間ない労苦と心血を注いできた主席と総書記の業績は国防総合大学にも胸熱く宿っていると述べた。

主席の国防総合大学に対する現地指導49周年に際して、大学に主席と総書記の銅像を建てたのは、チュチェの国防科学教育史に秘められている主席と総書記の不滅の革命業績を万代に末永く輝かすうえで大きな意義を持つ大慶事であり、大学のすべての教職員、学生と国防工業従事者のこの上ない光栄、幸福になると語った。

金正恩元帥は、革命事績教育室と沿革紹介室を見て回った。

主席は1964年10月、国防総合大学の前身である国防大学の創立を宣布し、数回にわたって大学を現地で指導しながら、学科の構成から学生の制服と帽章、襟章に至るまで細心に気を配り、大学が進むべき前途を明示した。

総書記は、うってつけの所に大学を新たに建設するように措置を講じたことをはじめ、大学が国防科学技術人材養成拠点としての使命と任務を果たしていくようにそのつど温かく導いた。

金正恩元帥は、事績資料を見ながら、党と領袖の賢明な指導と配慮の下に国防総合大学が数百人の学位・学職所有者を擁して複数の大学と学部、博士院などを持ったチュチェの国防科学技術人材養成の最高の殿堂に成長し、強化されたと述べた。

また、英雄紹介板の前に立って英雄たちの写真を一枚一枚見ながら、顔なじみの人が本当に多いことだけを見ても国防総合大学が党と共にどんなに誇るに足る道を歩んできたのかがよく分かる、国防総合大学でわが党を防衛した人々を数多く輩出した、と語った。

金正恩元帥は、教育科学展示館、電子図書館、兵器館など大学の各所を見て回りながら、教授と科学研究の状況を具体的に調べた。

金正恩元帥は、大学に提起される課題を提示した。

金正恩元帥は、国防総合大学は自身が一番愛着を覚えて重視する大学の中の一つであるとし、大学の教授における問題は随時報告を受けて直接解決してやる、国防総合大学をわが国で最も実力ある大学、国防科学を担っていく中核根幹、人材を育成する大学の上の大学、世界一流の大学につくると述べた。

金正恩元帥は、国防総合大学の幹部、教師と共に記念写真を撮った。

朝鮮労働党中央委員会の李萬建副委員長、党中央委員会のユ・ジン、趙甬元の両副部長が同行した。

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