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ウガンダ政府が、自国に滞在中の北朝鮮の軍事顧問団に対し撤収するよう通告したと、韓国の中央日報が報じた。

同紙は複数の外交筋の話として、ムセベニ大統領が、先月29日の韓国の朴槿恵大統領との首脳会談で、北朝鮮との安保、軍事、警察分野の協力を中止すると述べたことを受けて、ウガンダ当局は、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)十数人、人民保安部(警察)40数人からなる軍事顧問団に対して撤収するよう要請したとしている。

また、別の情報筋は、ウガンダが北朝鮮から軍事戦略や社会秩序の支援を受けてきたが、「もう支援してもらわなくてもけっこうだ」というメッセージを突きつけたと伝えた。

ウガンダは、キューバ、シリア、ラオス、タンザニアなどと並ぶ、北朝鮮の友好国だった。

切り崩しに拍車

ムセベニ大統領は、太陽節(金日成氏の生誕記念日)、朝鮮労働党第7回大会などに際し祝電を送っていた。

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その一方で、昨年の国際金日成賞の受賞を渋るなど、徐々に北朝鮮との距離を置こうとする姿勢を見せていたが、朴氏との首脳会談をきっかけに、完全に北朝鮮を見限った形になった。

今月6日、尹炳世外相が北朝鮮の「兄弟国」であるキューバを訪問し、ロドリゲス外相と会談するなど、韓国による「北朝鮮友好国の切り崩し」は今後拍車がかかりそうだ。