同団体の報告書は、この4カ国が小型武器の取引に関する情報を全く発表しないなど、取引の実態が極めて不透明であると指摘している。
前回調査と比べ3分の1以上の国において状況が改善している中で、北朝鮮は2003年に調査が始まって以来全く改善が見られず、14年連続して世界最低ランクに入った。
2016年の平均点は11.16点、最も透明性の高い国はドイツ、英国の19.75点だ。
ちなみに日本は9.25点の31位で、前回の調査より改善したものの、ロシアや韓国(29位、9.75点)、インド(35位、8.25点)、中国(41位、7点)と同じ、5段階の下から2番目に入り、透明性が低い国と評価されている。