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国内外の朝鮮半島専門家が、北朝鮮内で急変事態が発生して外部からの軍事介入が必要になった場合、韓米連合軍や国連軍、中国軍が介入する可能性があるという予想を出した。

韓国国防研究院のペク・スンジュ安保戦略研究センター長は25日、(社)北朝鮮民主化ネットワークの主催で開かれた「2009北朝鮮人権国際会議」に参加して、「北朝鮮で急変事態が発生した時の、国際社会の介入の可否は国際力学や国際政治の枠組みの中で決まるだろう」と述べつつも、外部の介入が現実のものとなったら、韓国と中国が単独で介入するよりは韓米連合軍が介入する可能性の方が高いと予想した。

ペクセンター場は一方で、「軍事介入が検討される場合、国際法的な適合性だけでなく、関連国の立場の調整が必要であるため、北朝鮮が他の国を侵略したり交戦になる場合、または深刻な内戦状況、集団虐殺などがあった時に検討されることになるだろう」と述べ、慎重な立場を見せた。

ペクセンター長はまた、「北朝鮮で急変事態が発生した時に、一部の人たちによって大量殺傷武器が使われる可能性があったり、使用の脅威が増す場合、アメリカはより積極的にこれを抑制しようとするだろう」とも述べ、「アメリカはイラクのように一次的に国連を通じて解決しようとする可能性があるが、状況が切迫していたり国連で中国やロシアの反対がはっきりしてきた場合、韓米連合による的自衛権の行使を仮定することができる」と観測した。

さらに、「韓国が単独で北朝鮮に軍事介入をするという状況は、ほとんど発生しないと思われる」と述べ、「中国もアメリカや韓国との関係を考慮して、朝鮮戦争のように北朝鮮に直接介入する可能性は低い」と予想した。

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一方、世宗研究所のイ・サンヒョン安保戦略研究センター長は、「北朝鮮で急変事態が発生した時の、国際管理の可能性の可否や形態が、まず論議されなければならないが、国連あるいは(北朝鮮の要請を受けて)中国が介入する可能性が一番高い」と予想した。

イセンター長は「韓国の単独介入、韓米連合の介入の可能性は、中国という変数のため実現する可能性はほとんどない」と述べ、「中国は周辺国が北朝鮮に介入する一方で、北朝鮮政権自らが事態を統制することを助けなければならない立場にあるため、韓国やアメリカが介入したら強く反対するだろう」と主張した。

これ以外にも、ジョンスホプキンズ大学韓国学研究所のチュ・ヨンシク副所長は、「中国は国境の安全を憂慮して、最悪の場合緩衝地域の確保と鴨緑江及び豆満江地域の管轄権の確立を図り、朝鮮半島北部に進出しようとする可能性がある」と述べ、「その場合、中国の介入は武力衝突を伴う可能性がある」と話した。

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また、「そのようになった時に、地域を安定させて中国の影響力を牽制するためにも、韓国はアメリカとの同盟を強化しなければならない」と指摘し、「外部の介入が避けられない場合、韓国はアメリカとの協助の下、統一の過程を主導することができるだろう」と強調した。