一方、このシステムは北朝鮮の工場にとっても都合がいいとのこと。労働力さえ確保できれば、利益が上げられるからだ。

こうしたシステムを導入する工場の数は不明だが、情報筋は「非常に多い」と述べる。繊維分野以外では、カツラ業界で、同様の外注が行われているという。

中国企業は、カツラの手作業が必要な部分を、平安北道(ピョンアンブクト)の工場に外注する。こちらもある程度の工程を北朝鮮で行い、中国の丹東、東港の工場に戻して完成させる。また、中国国内の労働者も北朝鮮から来た女性労働者だという。

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