朝鮮赤十字会中央委員会は2日、中国陝西省西安の北朝鮮レストランから逃げ出した女性従業員3人が韓国入りしたことについて、「(韓国当局による)組織的かつ計画的で卑劣な強制拉致行為である」と非難する報道官(スポークスマン)談話を出した。朝鮮中央通信が伝えた。
談話は、韓国の国家情報院の要員が従業員らを「拉致するために久しい前から身分を偽装し、彼女らに近づいてどんなに卑劣で狡猾に策動したかについての十分な資料を持っている」と主張。
4月に脱北した12人の女性従業員らとともに、「連行したすべてのわが人員を遅滞なく送還すべきである」と述べている。