ニューライトがいわゆる’進歩陣営’の国政国zが持つ理論的虚告ｫを話し、左右の理念の激突が再び火花を散らしそうだ。

29日に発行される予定のニューライト思想理論誌‘時代精神’夏号は、‘進歩陣営の空想的国政国z批判’に関する座談会を持ち、“統一志向的で体制変革的な進歩陣営の談論は、科学というよりも説教に近い”と評価した。

参加者は“金正日政権との関係の設定を通じて、対外問題を解決しようとするのには問題がある”と述べ、“金正日と北朝鮮の核をとり除いて、北朝鮮を正常国家にするのが現実的な統一方法という談論を持ち出す時”と強調した。

座談ではアン･ビョンジク、ソウル大名誉教授が司会を務め、シン･ジホ自由主義連帯代表、キム・ヨンホ、ソンシン女子大教授、キム・イリョン成均館大教授が参加した。

参加者らは進歩陣営の自主外交民族共助論は、大韓民国の枠組みを否定して、これを革命的に変えるという認識から始まったということに共感を示し、“これは韓国の近代化を可能にした国際協力路線を弱化させ、先進化にとっての障害物にしかならない”と評価した。

キム・ヨンホ教授は“進歩陣営は大韓民国自体を不具なものとみなしている”と述べ、“大韓民国の枠組みを否定して、これを革命的に変えると考えたら、統一問題で金正日との連帯を優先視する方向に向かう”と説明した。

キム・イリョン教授も“韓国が成した成果をすべて無視することは、対外関係や対北政策でもそのままつながっている”と言い、“進歩陣営の太陽政策は先共存後統一路線なのに、北朝鮮との共存でもなくて金日成、金正日政権と共存するということ”と批判した。

これについてシン･ジホ代表は、太陽政策は“正常国家化という概念が抜けた状態で、無条件的共存にしがみついたもの”と評価した。

更に、キム・イリョン教授は“北朝鮮を正常国家化させるには、金正日と北の核をとり除けばよい”と述べ、“北朝鮮を正常国家にするのが現段階で統一国家に近付くことができる現実的な方法”と指摘した。

シン代表は“新しい統一談論の枠組みは、先平和後統一を確かにして、先平和段階では韓国の先進化と北朝鮮の正常国家化が実現しなければならない”と述べ、“これには核問題の解決、北朝鮮の住民の人権・生活の条件の改善などが含まれる”と説明した。

シン代表はまた、“統一談論とともに、平和談論ももたらされなければならない”と述べ、“太陽政策は核問題の解決が徹底していない中で、平和を追求しようとする有核無戦路線だが、私たちは朝鮮半島の非核化を通じて、根本的な平和を実現する無核無戦路線”と強調した。

一方、‘時代精神’夏号は、‘ニューライトには反帝、反首領、自由と民主主義の原則があるに過ぎない’という題目の論文を掲載し、‘歴史批評’の春号に掲載された‘反日民族主義とニューライト’に対する反論も提示している。

‘歴史批評’の春号で、ハ･ジョンムン、ハンシン大教授は、‘ニューライトが転向者のくびきを取り去って保守に安着するために、北朝鮮の人権と民主化を取り上げている’と主張した。

これに対してチェ･ホンジェ自由主義連帯組織委員長は、“北朝鮮の人権の凄惨な状況が分かってから方向転換をしたのであって、方向転換をしたから北朝鮮の人権について話すのではない”と主張した。

チェ組織委員長はまた、ハ教授が言う民族主義の虚告ｫを指摘、“人民の権利を中心にしない民族運動は、絶対独裁者の欺瞞に浮気するようになるだけ”と言い、“首領絶対独裁、金日成の民族主義に反対せずに、人民の人間的権利を無視したまま、どのように民族云々することができるのか”と問い返した。