北朝鮮の朝鮮労働党の機関誌「労働新聞」は2日、論説を通じて韓国政府当局に、これまでに南北間で交わされた合意を履行すべきと主張した。

論説は、南北間で交わされた三つの合意、「南北基本合意書(1991年)」、「6・15共同宣言(6・15南北共同宣言:2000年)」、「10・4宣言(2007年)」は、朝鮮半島の統一問題を解決するうえで高く掲げるべきだとしながら、これらに対する態度から統一と分裂、平和と戦争、愛国と売国が区分されると主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり

「労働新聞」南朝鮮当局は北南合意に対する立場を正しく持つべきだ

【平壌6月2日発朝鮮中央通信】2日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、この地で戦争の危機を解消して北南関係を改善し、和解と協力、平和と統一の新しい地平を開く唯一の活路はもっぱら民族共同の各合意を尊重して誠実に履行することであると強調し、次のように指摘した。

北と南が合意し、全世界に宣布した祖国統一の3大原則と6・15共同宣言、10・4宣言はわが同胞の意思と要求、わが国の具体的な現実を反映したものとして、北南関係の発展と祖国統一問題を解決するうえで変わることなく高く掲げて進むべき自主統一の大綱、民族共同の合意である。

それには、北と南が関係の改善を図り、祖国の統一を成し遂げるうえで一貫して堅持すべき原則と政治、経済、文化、人道主義など各分野において交流と協力を全面的に拡大、発展させていくための最も合理的かつ建設的な方途がすべて盛り込まれている。

祖国統一の3大原則と6・15共同宣言、10・4宣言に対する態度と観点から統一と分裂、平和と戦争、愛国と売国が区分される。

民族共同の各合意がそのまま履行されたなら、北南関係が今のように紆余曲折を経ず、祖国統一偉業の実現においてすでに大きな進展が遂げられたであろう。

こんにち、朝鮮半島に漂っているのは南朝鮮当局が外部勢力と結託してもたらした冷ややかな対決の冷気と戦争の暗雲だけである。 情勢が変わり、政権が交代したからといって各北南合意が白紙に戻されるなら今後、北と南がいかなる合意を遂げても無駄になるだろう。

南朝鮮当局は、全同胞の志向と時代の要求を直視して民族共同の各合意を否定する反統一的姿勢と立場を捨てなければならない。

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