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北朝鮮政府の幹部が、先日開催された朝鮮労働党第7回大会中に、酒をめぐるトラブルを起こし、党大会の会場からつまみ出されていたことが明らかになった。

平壌のデイリーNK内部情報筋によると、騒動を引き起こした幹部は、鉄道省の平壌鉄道局長と政治副局長。2人は、宿舎の「4.25旅館」でウォッカを飲み泥酔、他の参加者の部屋を訪ね歩いて騒ぎ立てた。

2人は、金正恩党委員長から名指しされ、党大会の会場からつまみ出された。同時に、代表証を没収され、参加者資格を剥奪された上で、出党(党からの追放)と更迭を言い渡された。現在は、当局の取り調べを受けている。

この光景を目の当たりにした参加者たちは、2013年の労働党政治局拡大会議の場で、後に処刑された張成沢氏が逮捕されたシーンを思い出し、肝を冷やしたという。

党大会参加者は、宿舎での飲酒、歌舞音曲、非社会主義的行動などを厳に慎むように指示されていた。当局は、このような行為が気の緩み、統制の緩みにより生じたものとみなし、厳重な処分を下したものと思われる。

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幹部たちは、金正恩氏が政権に就いて以降、粛清、銃殺が相次いだため、極めて注意深く行動するようになっていた。しかし、党大会の参加資格を得て、喜びと緊張のあまり油断していたのだろう。一瞬の油断と判断ミスで、彼らは人生を棒に振ってしまった。

この一件があってから、参加者たちは顔を合わせても軽く会釈するだけで通り過ぎ、この件について一切話そうとしない。誰かに聞かれたら、事件に巻き込まれ、自分のクビも飛びかねないからだ。

今回の大会は最高尊厳(金正恩氏)の立地を確固たるものにするという目的で行われたこともあり、2人は重罰に処せられるだろうと情報筋は見ている。見せしめに平壌から追放され、山奥の農場で「革命化」を強いられ、有力なコネがなければ復職も難しく、地方の閑職に追いやられる可能性が高いと思われる。