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恵山市場では党大会中の5月9日に、コメ1キロが4.5人民元(約76円)、小麦粉が5.5人民元(約92円)、トウモロコシは1300北朝鮮ウォン(約17円)を記録した。これが3.3人民元(約55円)、4.2人民元(約71円)、1000北朝鮮ウォン(約13円)まで下がった。

北朝鮮の食糧価格は、秋の収穫まで高値止まりとなるのが一般的だが、今回は党大会終了後に住民の移動制限が撤廃されたことや、ロシアから援助が大量に入ってきたことにより、下落に転じたようだ。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、清津(チョンジン)市の水南(スナム)市場では、党大会期間中に小麦粉1キロが7000北朝鮮ウォン(約91円)、大豆は3700北朝鮮ウォン(約48.1円)まで上昇していたが、今では3500北朝鮮ウォン(約45.5円)、2600北朝鮮ウォン(約33.8円)まで下がった。一方、トウモロコシの価格は800北朝鮮ウォン(約10.4円)程度で安定している。