朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の総参謀部は28日、前日(27日)に北方限界線(NLL)を南側に越境した北朝鮮の警備艇と漁船に韓国軍が警告射撃したことに対して「軍事的妄動を絶対に許さない」という通告状を韓国に送った。

通告状は、「今回の軍事的妄動は徹頭徹尾、北南関係(※南北関係)を悪化させて朝鮮半島の緊張状態をさらに激化させるために考案された計画的な悪巧みによるものである」と強調しながら、次のような主張した。

(1)かいらい軍部ごろを無謀な軍事的挑発にあおり立てた今回の事件の背後の操縦者は全同胞に膝を屈して謝罪すべきである。

(2)現在のこの時刻から先鋭な西海ホットスポット水域で我が軍の海上軍事境界線を0.001ミリでも侵犯するすべてのかいらい艦艇に向けて警告なしに直接照準打撃を加えるであろう。

さらに、「われわれの自衛的な報復打撃に挑戦する場合、より強力な連続的対応打撃が加えられるであろう」と警告した。

朝鮮中央通信が報じた通告状全文は次のとおり。

南朝鮮のかいらい軍部ごろの横暴非道な軍事的妄動を絶対に許さない朝鮮人民軍総参謀部が通牒状

【平壌5月28日発朝鮮中央通信】既報のように、かいらい軍部ごろは27日未明5時53分から数多くの武装艦船をわが方の海上水域に侵犯させて挑発の機会をうかがっていた中、副業漁船を曳航して帰っていた我が海軍の連絡船に向けて何の事前警告もなしに40ミリ機関砲を乱射した。

一門の砲も装備していない連絡船を対象に強行された今回の軍事的妄動は徹頭徹尾、北南関係を悪化させて朝鮮半島の緊張状態をさらに激化させるために考案された計画的な悪巧みによるものである。

エスカレートしている海上侵犯と無謀な砲撃でわが軍隊の自衛的対応を誘導し、それでもって朝鮮半島の火薬庫と公認されている西海ホットスポット水域の情勢を最大に悪化させた後、反動的な御用メディアを動員してわれわれを「挑発」と「脅威」の主犯に罵倒する誤った世論を流して北南関係の対話の雰囲気を事前に遮断しようとするのが挑発者の悪らつな下心である。

今回の軍事的挑発が強行されるやいなや、かいらい軍部が水原空軍基地にある戦闘飛行団に非常出撃待機態勢を指示し、同水域の情勢を爆発前夜の最大緊張の局面に突っ走るようにしているのがそれを物語っている。

朝鮮人民軍総参謀部は28日、われわれの善意と雅量に挑戦してあえて、かいらい軍部ごろを駆り出して挑発的な発砲をするようにした南朝鮮当局に次のような通牒状を送った。

第一に、かいらい軍部ごろを無謀な軍事的挑発にあおり立てた今回の事件の背後の操縦者は全同胞に膝を屈して謝罪すべきである。

鋭敏なホットスポット水域の導火線に火をつけて情勢を爆発前夜に追い込むために今回の軍事的挑発を考案し、実行させた背後の操縦者は必ず、民族の峻厳な処刑を免れなくなるであろう。

第二に、現在のこの時刻から先鋭な西海ホットスポット水域で我が軍の海上軍事境界線を0.001ミリでも侵犯するすべてのかいらい艦艇に向けて警告なしに直接照準打撃を加えるであろう。

われわれの心からの対話の要求に海上侵犯と発砲という無謀な軍事的対決で立ち向かい、われわれの緊張解消努力には危険極まりない北侵戦争騒動で全面対応している南朝鮮当局の行為は絶対に許されない。

南朝鮮当局は、正義の対話努力に無謀な軍事的対決で応えたこのような挑発行為のため、いつ、どこで、いかなる方式であれわれわれの無慈悲な報復の砲火を浴びることになるということを銘記すべきである。

もし、われわれの自衛的な報復打撃に挑戦する場合、より強力な連続的対応打撃が加えられるであろう。

これからの事態発展は、南朝鮮当局の今後の行動にかかっている。

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