北朝鮮の労働新聞は24日、署名入りの論説を通じて、在日本朝鮮人総聯合会(総連)は、「金正恩元帥の思想と指導に忠実に従わなければならない」と主張した。
同紙は、金正日氏が1995年5月24日、総連結成40周年に際して送った「在日朝鮮人運動を新たな高い段階へ発展させるために」と、金正恩氏が2015年5月25日、総連結成60周年に際して送った「偉大な金正日同志の意を体して在日朝鮮人運動の新たな全盛期を開いていこう」の二つの書簡が総連が進むべき道を明示していると指摘。
そのうえで、「金正恩元帥はわが祖国と民族、総連と在日同胞の運命であり、勝利と栄光の象徴である」としながら、「総連の活動家と在日同胞は、金日成主席と金正日総書記をいちずな心で高くいただいた総連の前世代のように金正恩元帥の思想と指導に忠実に従わなければならない」と強調した。