3月初めに国連安保理で、対北朝鮮制裁決議2270が採択されてから、中国は対北朝鮮禁輸リストを発表するなど、表向きは制裁に同調する姿勢を見せている。

中国の制裁により、中朝国境の税関は閑古鳥が鳴いているかと思いきや、以前よりも混雑しているという。北朝鮮の税関当局は、混雑を解消するために、貿易機関別に通関できる曜日を定めた「貿易製品通関曜日制」を実施するほどだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)羅先(ラソン)の情筋によると、この措置は、朝鮮労働党第7回大会を控えた4月中旬から始まったという。北朝鮮当局が、中国からの生活必需品の輸入を大幅に増やした頃と時期は一致する。

情報筋は、元汀里(ウォンジョンリ)の税関でも、こうした措置が実施されていることを現場で確認しながら、「他の税関でも同じ措置が行われていると聞いている」と付け加えた。

曜日の振り分けについて、公式な通達は確認されていないが、七星貿易会社は「月、火、水」、妙香指導局は「木、金」に割り当てられている。他の貿易機関の指定曜日は、明らかになっていない。また、貿易機関にどれだけ力があろうと、定められた曜日指定を破ることはできないという。

咸鏡北道の別の貿易関係者は、措置施行前には、ドライバーが先を争って税関に押しかけ、トラブルが頻発していたが、施行後には目に見えて減っている状態だと語った。

党大会は終わったが、この措置は未だに続けられており、今のところ輸出入の量は減っていないという。

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