北朝鮮の庶民たちが、金正恩党委員長に対して友達を呼ぶように「ジョンウニ」と呼んでいるという。
韓国ソウルの北朝鮮人権団体である「北朝鮮の政治犯収容所の犠牲者家族の会(No Chain)」のチョン・グァンイル代表は19日午後(現地時間)、ロンドンの英国議会会議室で開かれた討論会で、「以前は、指導者を呼ぶ際には『将軍』や『主席』などの敬称を付けていたが、金正恩氏のことは『ジョンウニ』と呼び捨てにしている」と明らかにした。
(参考記事:金正恩氏が恐れる「北朝鮮ジョーク」の破壊力)朝鮮語では親しみを込めて呼ぶ時、または軽い関係の時に、名前の後ろに「イ」や「ア」をつける。つまり庶民たちにとって金正恩氏が軽い存在であることを意味する。
討論会は、英国議会内の「北朝鮮に関する超党派議員グループ(APPGNK)」が、チョン代表から北朝鮮政権の情報障壁を破る活動について聴取するために用意された。