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北朝鮮の金正恩氏は、朝鮮労働党第7回大会で新設された「朝鮮党委員長」に推戴され、肩書が「第1書記」から「党委員長」に変更された。一方、労働党規約も改正され、道・市・郡の党委員会や組織の書記、副書記のポストは「委員長」「副委員長」に変更となった。

韓国の聯合ニュースによると、早くも「委員長」体制に変更しつつある。

同ニュースが伝えたところによると、朝鮮中央放送は16日、黄海南道の群衆大会のニュースを伝えるなかで、朴永虎(パク・ヨンホ)氏を「道党委員会委員長」と紹介。朴氏は、先月25日には、「責任書記」と呼ばれていた。

金正恩氏の朝鮮労働党委員長という地位について、故金日成主席が、朝鮮労働党中央委員会委員長だったことから、「党委員長」と「中央委員会委員長」を同じ職責と混同して、復活したとの説もあるが、金日成氏の中央委員会委員長と、金正恩氏の党委員長は、別の職責である。