北朝鮮の金正恩党委員長は、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の「第122号育苗場」を現地指導した。朝鮮中央通信が15日、配信した。現地指導の日時は不明。

朝鮮人民軍の育苗場を現地指導した金正恩氏(2016年5月15日付労働新聞より)
朝鮮人民軍の育苗場を現地指導した金正恩氏(2016年5月15日付労働新聞より)

同通信によると、金正恩氏は、育苗場の各所を見て回りながら、「苗木の栽培に最も適した条件と環境をつくられるように、育苗場に統合コントロール・システムを立派に構築した」と大満足したという。

さらに、「朝鮮人民軍第122号育苗場の幹部と従業員が育苗場の管理・運営を責任をもってすることによって、わが国のすべての山を黄金の山、宝の山に転変させるうえで自分たちの使命と本分を全うするとの期待と確信を表明した」と同通信は伝えた。

朝鮮人民軍の育苗場を現地指導した金正恩氏(2016年5月15日付労働新聞より)
朝鮮人民軍の育苗場を現地指導した金正恩氏(2016年5月15日付労働新聞より)

現地指導には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、朴永植(パク・ヨンシク)、呉秀容(オ・スヨン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金京準(キム・キョンジュン)、馬園春(マ・ウォンチュン)の各氏が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩元帥が朝鮮人民軍第122号育苗場を現地指導

【平壌5月15日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥が、朝鮮労働党第7回大会に人民軍が捧げる衷情の贈物として立派に建設された朝鮮人民軍第122号育苗場を現地で指導した。

金正恩元帥は、第122号育苗場を世界に出して誇るに足る育苗場に転変させて朝鮮労働党第7回大会に贈物として捧げようと言ったが、人民軍が最高司令官の命令を寸分の狂いもなく完全無欠に貫徹したと大満足した。

第122号育苗場が本当にものすごい、一つの建築群が形成された、昨年の面影が全くないように大変革したとし、わが国の育苗場のモデル、標準、国の初の育苗工場が立派に建設されたと喜びに溢れて述べた。

金正恩元帥は、育苗場の各所を見て回った。

苗木の栽培に最も適した条件と環境をつくられるように、育苗場に統合コントロール・システムを立派に構築したことに大きな満足の意を表した。

先端技術を導入して苗木の生育条件を最適化できるように苗木の温室を近代的に建設しただけでなく、温室作業の自動化、機械化を高い水準で実現することによって、苗木を一年に二回栽培できるようになったとした。

円形挿木場、温室で育てた苗木を野外で適応させる栽培場、容器苗木栽培区に近代的な灌水設備と日除け装置を設置したが見ごたえがあると述べた。

種子選別から種まき、苗木の包装に至るまですべての生産工程を高度に自動化、流れ作業化し、基質生産工程と苗木貯蔵施設も完備したと語った。

第122号育苗場の年間栽培量は2000余万株だ、すべての道にもこの育苗場のような土地節約型、省力型育苗場を建設すれば一年に2億株の苗木を栽培できるだろう、考えただけでも満足だとし、各道党委員長をはじめとする当該部門の幹部を参観させようと述べた。

金正恩元帥は、次代に譲り渡せる世界的な育苗場の建設に資した設計単位、施工単位、科学研究部門に第7回党大会の名義で感謝を贈った。

金正恩元帥は、朝鮮人民軍第122号育苗場の幹部と従業員が育苗場の管理・運営を責任をもってすることによって、わが国のすべての山を黄金の山、宝の山に転変させるうえで自分たちの使命と本分を全うするとの期待と確信を表明した。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(朝鮮人民軍次帥)、朴永植人民武力部長(陸軍大将)、朝鮮労働党中央委員会の呉秀容副委員長、朝鮮労働党中央委員会の趙甬元副部長、金京準国土環境保護相、国防委員会の馬園春設計局長が同行した。

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