これを見ると、全国の指定暴力団21団体のうち、明らかに在日の名を持つ親分に率いられた組織は5団体。そして、これら21団体の構成員は計2万1500人だが、そのうちの2割弱が在日の親分に従っている構図だ。
日本の総人口に占める在日の比率が、戦後に帰化した者まで含めてもせいぜい1~2%前後であろうことを考えると、「親分の在日比率」はかなり高い。
また、分裂した山口組の双方の組織において在日の幹部が枢要な地位を占めているのを見ても、この世界における在日の「出世ぶり」が顕著であることは否めない。
「組をおかしくしている」
では、その理由はどこにあるのか。