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北朝鮮事情に精通した情報筋によると、3号発電所の建設工事では、コンクリートの打設を、工期に無理やり間に合わせるために氷点下30度の真冬に行った。氷点下の気温で打設を行うと、水分が凍結、膨張し、コンクリートがもろくなってしまう。こんな常識も、工期に間に合わせるためなら無視されてしまい、口を挟むことは許されない。

8月の完成予定でもそんな無茶な工事が行われ、事故が予見されていたというのに、予定が4ヶ月も繰り上げられたことで、手抜き工事に拍車がかかったことは想像に難くない。

3号発電所に先立って完成した1号、2号発電所でも水漏れが発生し、まともに稼働できていない状況だ。すべて「速度戦」という名の突貫工事がもたらした結果と言える。