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北朝鮮の平壌で6日午前、36年ぶりの朝鮮労働党第7回大会が開幕した。大会では、金正恩第1書記を「党最高位」に推戴することなどが議論されると北朝鮮公式メディアは報じた。

金正恩氏は、スーツ姿で開会の演説を行った。公式の場に人民服ではなくスーツ姿で登場するのは初めて。第6回大会を開いた祖父である金日成主席を想起させる狙いがあると見られる。

一方、1980年の第6回大会には、118カ国から177の代表団が出席したが、今回は、海外から要人の来賓が出席した様子は把握されていないと、韓国政府筋は明らかにした。

事前の予想では、金正恩氏は、今回の大会で「核保有国」であることを宣言すると見られていたが、開会の辞では「今年は水素弾(水素爆弾)試験と地球観測衛星光明星4号の発射大成功を成し遂げ、主体朝鮮の尊厳と国力を最上の境地で輝かせた」と述べるなど、改めて核とミサイルの開発の進展を強調した。

大会初日には、1.朝鮮労働党中央委員会の活動総括、2.朝鮮労働党中央検査委員会の活動総括 3.朝鮮労働党規約改正について、4.金正恩第1書記を党の最高の首位に推挙することについて、5.朝鮮労働党中央指導機関の選挙、などの議題が承認された。

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議題として「金正恩同志をわが党の最高位に推戴することについて議論する」と明らかにしていることから、金正恩氏を現在の「第1書記」から「党総書記」、または別の「最高地位」の肩書きを新たにつくり、推戴する可能性もある。