また、米国のクリスチャン団体から活動費を受け取り、北朝鮮への布教を行っていたとの証言も同紙は伝えている。

教会の建立や宗教行事を認めるなど、表向きでは宗教を禁止していない北朝鮮ではあるが、その実は、金氏一族の唯一独裁に対抗する思想的・組織的基盤となり得るキリスト教の伝播を恐れており、布教には厳罰で臨んでいる。韓国や米国の教会からの依頼で、北朝鮮国内で聖書を秘密裏に配布した人物が逮捕され、長期刑に処されたなどという例は枚挙に暇がない。

このため、布教活動の中心にいたハン牧師の殺害を、北朝鮮当局、それも悪名高い秘密警察である国家安全保衛部の仕業と見る向きが強い。

目的は地下教会摘発か

「東亜日報」によると、ハン牧師が現場近くで2人の男性と会っている姿が目撃されたという。

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