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中朝国境を流れる鴨緑江には、中国の内外から多くの観光客が訪れる。一番の観光名物は、北朝鮮のすぐそばまで近づいて、様子を伺える遊覧船だ。

しかし、北朝鮮は最近、遊覧船の運航を妨害し始めたと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

丹東市民によると、北朝鮮は最近になって、鴨緑江にウナギ養殖用のいけすを大量に設置した。養殖は以前から行われていたが、今年に入ってからその数が急増している。

いけすは、川の真ん中まで設置されているため、遊覧船は対岸に接近するのはおろか、運航そのものにも支障をきたし、乗客の数が減っている。

しかし、中国側も北朝鮮に文句を言うことはできない。川のちょうど真ん中に国境線が引かれているのではなく、川そのものが国境線という扱いになっており、相手側の岸に上陸しない限り、何をしてもいいことになっているからだ。

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運航業者も観光客も「中国が経済制裁に同調しているから、北朝鮮が嫌がらせをしている」と口々に罵っているという。

一方、丹東の別の情報筋は違う見方をしている。

経済制裁で外貨不足に陥った北朝鮮は、いい儲けになるウナギの稚魚を捕まえて、いけすに一時保管した上で、中国のウナギ養殖業者に売っているというのだ。稚魚は1匹10セントで買い上げてもらえるので、かなりの外貨収入になるというわけだ。

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また、中国側の「ある行為」に対する反発の可能性もある。

一部の中国人は、遊覧船で北朝鮮側に近づき、「人間サファリ」と称しながら、北朝鮮人に向かって食べ物を投げて、その様子を記録するなど、品性を疑われる行為を行っていた。

「ウナギのいけす」による遊覧船の妨害はともかく、中国側のこうした行為に対して北朝鮮が何らかの形で反発するのは当然と言える。