韓国国籍を取得した女性脱北者数署lが、北朝鮮に残った家族と連絡するために中国を訪問して中国公安に逮捕され、21日現在、延吉の監獄に拘束されていることが分かった。

現地の中国公安について詳しい消息筋は、”今、延吉の監獄に韓国国籍の脱北女性と、彼女たちと会った北朝鮮国籍の脱北者が共に拘束されており、彼らのうち、韓国国籍の脱北者がかなり多いことが分かった”と、この日の午後伝えた。

消息筋はまた、”韓国国籍の脱北者の中には、脱北コンパニオン（俗称ブローカー)らもいるという”と付け加えた。

消息筋は“拘束された人は保釈金で人民元20万ウォン（韓貨 2,600万ウォン）を罰金として払えば釈放されるが、これを払うことができずに、数年間監獄にいる人もいる”と伝えた。

韓国国籍の脱北者数署lが、正確にいつ逮捕されたのか、また一斉に拘束されたのかは分かっていない。

これと関連し、この日の午後、外交部当局者は、” まだその内容が確認されていない”と述べ、”その方たち（韓国国籍の脱北者)の身元が分かれば、北朝鮮の家族にとって問題になる可能性もあるから、今は確認することができない”と語った。

当局者は”（逮捕された脱北者たちが）韓国の国籍を持っているとしても、その国（中国）で違法な行為をすれば逮捕される”と言い、”（確認の後)、在外国民保護措置によって、とるべき措置はとる”と語った。