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今月8日、中国浙江省の寧波市にある北朝鮮レストラン「柳京食堂」の支配人と従業員13人が集団脱北し、韓国に入国したことが明らかになった。続報によると、同じ職場の従業員数人も、脱北を模索していると伝えられている。

脱北連鎖の可能性もある中、北朝鮮当局は、中国で勉学に励む留学生に対して召喚命令を出したと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

匿名を希望した中国・丹東市に所在する某大学の関係者は、RFAに次のように語った。

「私の大学には、北朝鮮出身の留学生が約20人、在籍している。ほとんどが中国に駐在する北朝鮮の貿易関係者の子どもたちだ。彼らは、今月13日か14日から大学に来なくなり、忽然と姿を消した。北朝鮮本国に召喚されたようだ」

数人の学生は帰国せずに登校しているが、韓国人や中国人の同級生とは交わろうとせず、講義が終わるやいなや帰宅するという。また、北京や瀋陽の大学に在学中の留学生たちも、北朝鮮当局の徹底的な監視を受けており、本国への召喚は時間の問題だと、この大学関係者は見ている。

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別の対北朝鮮情報筋は、「脱北事件が起きるたびに、同様の措置は繰り返されてきた」と述べながら、「留学生召喚は、集団脱北事件の余波であることは間違いない」と述べた。

では、召還された学生たちはどうなるのだろうか。

「帰国した留学生たちは、当局の取り調べを受けるが、特に問題がなければ、国内の大学に編入できる。ただし、元の専攻とは関係なく外国語学部に入れられるケースが多い。また、大学当局から相当な額の寄付金を要求される」

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編入できなかった場合、男性は軍隊に入るケースが多い。女性はデパートやレストランの店員など、外国語が求められる職場に配置されるとのことだ。