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金正恩党委員長は2012年に「南朝鮮に出て行った脱北者を連れ戻せ」という指示を保衛部(秘密警察)に下した。それに基づき、韓国に派遣された工作員が脱北者を懐柔、脅迫して、連れ戻すことに成功した。

彼らは、朝鮮中央テレビに出演させられ「南での暮らしは酷かった」と語らせられた。しかし、こうしたプロパガンダは、北朝鮮の幹部の間でも非常に評判が悪いと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は伝えている。

第三国に在住している北朝鮮情報筋によると、当局は、2012年5月に再入北したパク・チョンスクさんをテレビに出演させた。「南(韓国)なんかよりわが国の方がいい」というメッセージを伝えようとしたようだが、これが大失敗。