北朝鮮の金正恩第1書記が指示を出し、工事が再開された「白頭山観光鉄道」。5月に開催予定の「朝鮮労働党第7回大会」前の完成を目標にしているが、「速度戦」という無理な工期短縮によって、労災事故が多発している。
それどころか、予定通りなら試運転が行われている時期にもかかわらず、深刻な資材不足により、工事がストップしているという。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
レールが供給されない!
両江道(リャンガンド)の恵山と「革命の聖地」である白頭山を結ぶ、この鉄道は、革命史跡の訪問などに利用されてきた。しかし、1994年に起きた大洪水で路盤が流出し、長年休止状態にあった。