韓国は、4年連続下がり続け、昨年より10ランクダウンの70位となった。国内外の記者を起訴するなど、朴槿恵政権のメディア統制が大幅ダウンをもたらした。
日本は、2010年の11位から下落を続け、今年は11ランクダウンの72位、5段階評価では3番目の「問題あり」となった。特定秘密保護法に加えて、安倍総理に関する報道に対するメディアの自主規制などが、ランキングを下げる要因となった。
ちなみに、最下位にランクインしたのはアフリカの独裁国家、エリトリアだ。当局は、国営メディア以外を許可せず、外国メディアの入国も認めていない。また、国民を厳しい監視下に置き、12年以上の兵役を課し、無償で様々な工事現場に動員するなど、北朝鮮と同レベルの人権弾圧国家だ。