駐ドイツの北朝鮮大使が、近々更迭される見込みだと韓国の聯合ニュースが報じた。

韓国政府関係者によると、更迭が予想されているのはリ・シホン駐ドイツ北朝鮮大使だ。詳細は不明だが、リ大使は様々な理由で上層部から叱責を受けているという情報がある。

リ大使が赴任したのはは2011年。北朝鮮の大使の任期が4年とされていることを考えると、単に任期満了とも考えられる。また、5月に予定されている朝鮮労働党第7回大会を契機に、大々的な人事刷新が行われるとの情報があり、その一環との見方もある。

一方、叱責の原因かどうかは不明だが、ドイツの週刊誌が、リ大使について興味深い記事を報じている。

週刊誌「シュピーゲル」によると、リ大使は2012年1月、ベルリンのシュパンダウを流れるハーベル川で、漁業許可証なしに釣りをしていたところ、警察に摘発されていたという。