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北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、金正恩第1書記が新しく建設された「ミンドゥルレ(タンポポ)・ノート工場」を現地指導したことを報じた。現地指導の日時は不明。

同通信によると、金正恩氏がノート工場の建設を提案、工場名も「ミンドゥルレ(タンポポ)・ノート工場」と命名したという。

金正恩氏は、工場を見て回りながら、「ミンドゥルレ・ノート工場で幼稚園の園児と小学校、初級中学校、高級中学校、大学の生徒・学生向けの数十種に及ぶノートを生産しているが、すべてのものが気に入るとし、紙の質もよく、製本も非の打ち所がなく、図案も生徒・学生の年齢心理に合わせて、科目別特性に即してよくした」と述べた。

また、「一年に現在は5000万冊、今後は1億5000万冊のノートを生産する課題」を提示しながら「良質のノートをより多く生産してわが子どもと生徒・学生に与えて朝鮮労働党の次代愛、未来愛が彼らの心に温かく行き届くようにしなければならない」と強調した。

現地指導には、朝鮮労働党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)副部長、金正恩氏の実妹である金与正(キム・ヨジョン)副部長、国防委員会責任幹部のキム・ウンチョル、馬園春(マ・ウォンチュン)の両氏が同行した。