中国政府は今月5日、鉄鉱石を含む北朝鮮産の鉱物資源を輸入の禁止を発表。それ以降、一部の鉱物資源を除いて、対中輸出はストップした。
収入が途絶えた鉱山運営会社は資金難に陥り、労働者に給料が払えなくなってしまったことから、多くの住民が鉱山に見切りをつけ、家を売り払い、他地域に引っ越ししようとしているのだ。
地域経済にも悪影響
情報筋は、「鉱山が暮らしを支えていた時代は、もはや終わった。多くの鉱山労働者が、家を売ってドルや人民元などの現金を確保して、来るべき経済難、食糧難に備えようという心理が働いている」と解説する。