北朝鮮の対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会傘下の祖国統一研究院は16日、「(韓国を)生き地獄に転落させた朴槿恵逆賊一味の希代の罪悪を告発する」として白書を発表し、朴槿恵政権下で起きたネガティブな事象を列挙した。朝鮮中央通信が伝えた。

白書の発表は、韓国の総選挙(13日投開票)で朴槿恵政権を支える与党・セヌリ党が惨敗したことを受けてのものと思われる。

朝鮮中央通信が伝えた白書の内容は次のとおり。

【平壌4月16日発朝鮮中央通信】祖国統一研究院は16日、南朝鮮を世界のどこにもない最も残酷な人間の生き地獄に転落させた朴槿恵逆賊一味の希代の罪悪を告発する白書を発表した。

白書は、南朝鮮の経済が最悪の危機に瀕し、民生が塗炭に陥ってあえぎ、大惨事が続発し、あらゆる犯罪と不倫・背徳が乱舞していることについて資料をあげて暴露した。

白書によると、朴槿恵は口を極めてけん伝した「経済復興」はおろか、南朝鮮の経済を最悪の破局的危機に追い込んだ。

屈辱的な「自由貿易協定」の締結で南朝鮮は貿易品種の83%が競争から押し出されて輸出企業の50%以上が被害を受けており、周辺国の経済悪化によって南朝鮮経済の命脈である輸出額は引き続き減って今年2月には昨年同期比12.2%もダウンした。

朴槿恵の執権3年間、年平均経済成長率は金大中、盧武鉉の執権時期の3分の2にも及ばず、李明博「政権」の時期よりも落ちた。

昨年の末、倒産した大企業は54企業で2012年に比べて37%も増え、自己の営業利益で利子も払えない大企業は567企業もあり、輸出製品を生産する2000余りの中小企業が群れを成して没落し、それが製造業全般へ広がっておおよそ9万余りの中小企業が倒産した。

現在、失業者は3年前に比べて23.3%も増えた450余万人で、反失業者はおおよそ1000万人に及んでいる。

特に、青年失業率は歴代最高の12.5%を記録している。

現在、南朝鮮の全債務は南朝鮮の人口が数年間消費を全くせず返済しなければならない天文学的金額に至っている。

開城工業地区閉鎖妄動によって、6000余りの企業が倒産の危機に直面し、12万4000人余りの労働者が一朝にして失業者に転落した。

北南経済協力破たん策動によって、南朝鮮が被る直接的および間接的被害は数百億ドルに及ぶという。

朴槿恵の執権3年間、南朝鮮の民生はいっそう塗炭に陥って悲惨な境地に至った。

現在、南朝鮮には絶対貧困層が570余万人がおり、いくら働いても貧乏から抜け出せない貧困層も数百万人に及ぶ。

富裕層と貧困層の所得格差は、10年前の8.8倍から今は12倍により大きくなり、一握りもならない富裕層がすべての所得の45%を占めるなど、アジア地域で不平等が一番ひどいと評価された。

朴槿恵が青瓦台に入った後、南朝鮮では特大型の惨事と事件・事故が絶え間なく起きて人々は不安と恐怖に震えている。

代表的なものは、世界を驚愕させた2014年4月の「セウォル」号沈没大惨事である。

昨年だけでも、2012年に比べておおよそ2倍も多い2740件の海洋船舶事故が発生し、112人が死んだり失踪した。

朴槿恵執権1年半もならない間に、50余件の各種の大型事故が起きた。

こんにち、南朝鮮は世界一の交通事故地域と呼ばれている。

2014年に産業災害で被害を受けた労働者数は一日平均240人余り、年に9万人余りに及んだ。

各種の犯罪と不倫・背徳がいっそう横行している。

朴槿恵が権力の座についた以降、各種の犯罪事件は毎日6000余件、毎年200余万件も起きている。

売春、賭博、麻薬などで取り引きされる不法経済規模は、2012年に比べて26%が増えたおおよそ3900億ドルに至っている。

現在、年間自殺者数が1万5000人余りに及ぶ世界一の「自殺王国」になっている。

白書は、南朝鮮を人が生きられない生き地獄、世紀末的なドブに作っておきながらも、朴槿恵一味が誰それの「人権」について騒ぎ立て、いまだ「職中心の経済成長」だの、「幸福で活気を帯びる社会建設」だのとでまかせにしゃべるのは破廉恥と無様の極致だと言わざるを得ないと強調した。---

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