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中国が国連安保理傘下の対北制裁委員会に提出した、「安保理決議1874号の履行に関する国家報告書」を通じて、「対北制裁の履行過程が北朝鮮の正常な対外関係に被害を与えてはならない」と指摘したと、ボイス・オブ・アメリカ(以下、VOA)放送が27日に報じた。

VOAによると、中国はこの報告書で「全国連加盟国は、安保理決議と制裁委員会の関連した決定を正確かつ真剣に履行する義務があると判断している。中国も決議を全面的に履行している」と述べているという。

しかし、「安保理の決議履行が北朝鮮の国家としての発展や正常な対外接触、北朝鮮の住民の暮らしに影響を及ぼしてはいけない。また、制裁の範囲を恣意的に解釈したり、拡大してはいけない。軍事力への依存や軍事力の使用の脅威を防ぐために、より大きな努力をするべきだ」と指摘した。

さらに「万が一、北朝鮮が対北決議の規定を守る場合、安保理は北朝鮮に対する制裁の一時的な中断や解除を検討する必要がある」と主張したと同放送は伝えた。

また、「対北制裁は安保理の行動の目標ではなく手段だ。全ての国は決議履行の過程で、朝鮮半島や北東アジア地域の平和や安定を維持し、北朝鮮の核問題の迅速な解決を促すことに焦点を合わせるべき」と主張した。

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中国は北朝鮮の2回目の核実験を受けて採択された安保理の対北制裁決議1874号に賛成し、制裁の履行を公言したが、実際には貿易の縮小など消極的なレベルにとどめる態度を見せている。