韓国保健福祉省の調査によると、2015年の韓国の男性喫煙率は35%。1998年の66.3%と比べると急激に下がったことがわかる。健康意識の高まり、政府主導の禁煙運動に加え、たばこ税が大幅に上がったことが功を奏したと言える。
一方の北朝鮮の喫煙率はどうだろうか。正確な統計はないが、韓国の喫煙率より高いと見られる。北朝鮮の男性は、誰かと顔を合わせば挨拶代わりにタバコを勧め、ところかまわず喫煙する。
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また、たとえ喫煙者でなくとも、相手に勧めるためのタバコを持っていることもある。さらに、吸っているタバコの銘柄がその人の富と権力を表すなど、単なる嗜好品の域を超えている。