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オープンが、ずれ込んだ理由は北朝鮮とカンボジアの間での利益配分。両国間で交渉が難航していたが、北朝鮮は今後10年間で投資金を回収、それ以降の10年間は利益の半分をカンボジア当局に渡し、残りを北朝鮮が得ることで合意した。

しかし、オープンから4ヶ月が過ぎたが、博物館は閑古鳥が鳴いている状態だという。

「グランド・パノラマ・ミュージアム」の入場料は外国人20ドル。これはアンコール・ワットそのものの入場料と同じだ。また、3日券(40ドル)、7日券(60ドル)と比べると、むしろ本家本元のアンコール・ワットの方が安くなる。

強気の値段設定

様々な出土品が展示されているアンコール国立博物館は12ドル、内戦中に埋設された地雷の悲惨さを伝える地雷博物館は4ドルなど、いずれもグランド・パノラマ・ミュージアムよりは安くなっている。