中国の税関当局がサイト上に公開している対北朝鮮貿易関連の統計資料が、最近になって閲覧できなくなっていると米国の北朝鮮専門サイトNKニュースが報じた。

同サイトによると、中国税関のホームページで「北朝鮮」で検索をしても、輸出入の月別の統計、累積統計など関連するページが検索できなくなっているという。

中国の意図は不明

今回の中国の措置について、英国リーズ大学のフォスター・カーター社会科学名誉研究員は次のように指摘する。

「外交的にまずい。中国は制裁を誠実に履行するとしたが、このような措置は別の考えを持っているのではないかという疑いを持たせる」

一方でNKニュースは、中国当局がこのような措置を取った具体的な理由はわからないとしながら、直接検索はできなくても、関係資料のエクセルファイルはダウンロードできる状態であることを指摘した。つまり、中国当局が何らかの意図を持っているのではなく、単なるミスである可能性があるということだ。

韓国の対外経済政策研究院の関係者は、中朝貿易の資料は韓国貿易協会、国連のComtrade、IMFなどで確認できるため、検索できなくても研究に影響は出ないと述べた。

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